2017年3月31日金曜日

和裁塾だより 3/29 3/30

3月最後の和裁塾は、2日続けて開講しました。

29日は5名でした。
Tさんは単衣を縫っています。
共襟の柄合わせをして裁ち、標を付けました。
三日月の力布を付けて襟付けです。
広襟は身頃を表襟裏襟で挟んで1度に縫うのですが、これが難しいので、まずは表襟をしつけで留め、待ち針は抜かずにおいて、その待ち針で裏を留め一緒に本縫いをします。
このやり方を思いついたのは、今は退会されたHさんです。
で、この方法をHさん方式と呼んで、使わせて貰っています。
手間は掛かるのですが、皆さんこの方法を希望されます。
今日はこの仕付まで進んだようです。
次回で襟をまとめられるといいですね。

Mさんは、男物浴衣です。
脇のミミ絎けをなさって来ましたが、少々手直し、きれいになりました。
次に前幅を標しました。
衽付け衽絎け、褄下絎けまで進みました。

Tさんは、浴衣です。
前幅を標して、衽付けを縫い絎けました。
もう、大まかな手順は理解できたようです。
細かいところを確認しながら、ご自分で進めています。
明日も引き続きの受講です。

Iさんは、小千谷縮を縫っています。
肩幅後ろ幅を標しました。
前揚げを縫って絎け、次は脇縫いです。
ここで、早じまいです。Iさんはお忙しいのです。

Nさんは、長襦袢です。
背縫いをして、肩幅後ろ幅を標しました。
前揚げを縫って絎け、脇縫いに進みました。

30日は、キャンセルが相次ぎお二人になってしまいました。
おひとりは、午後からだったので午前中はおひとりでした。

Eさんは夏久留米を縫っています。
衽付けを絎けて、褄先の額縁を作りました。
褄下から裾の三つ折り絎けをしました。

午後からのTさんは、昨日の続きからです。
反対側の衽付けを縫い絎けました。
衽の標付けの時に、衽丈を測り間違えたらしく、標が合わなかったので、ここで襟付け流れの標を付け直しました。
次回は褄下の絎けからですね。

私は、お教えする合間に、ビスクドールの藍ちゃんの浴衣を縫いました。
寸法決めから初めて、身頃を縫い衽付け褄下裾絎けまで進みました。
藍ちゃんは、うちに来た時からずーと同じ着物を着続けてる着た切り雀なんです。
今年の夏は浴衣を着せてやれそうです。

皆様、有難うございました。お疲れ様でした。

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