2015年9月7日月曜日

和裁塾だより 9/5 9/6

9/5は、はるひ野で2名でした。
キャンセルで2名になった時は、午後からにして頂くのですが、TMさんがお急ぎ物を縫っているので、朝から始めました。

TMさんは、お母様の絹物の単衣です。
モノトーンのシックな菊尽くしの柄なので、早く縫い上げなくては、来年秋まで着て頂けないと、大急ぎで縫っています。
衿が付いたので、共衿を掛けて絎けますが、ここは時間が掛るので、共衿先だけ縫って絎けはしつけで止めて、宿題にしました。
衿幅を折り上げて共衿下に忍び綴じを入れ、衿裏を仕付けで止めました。ここも宿題です。
次に衿先を作って、袖付に進みました。
袖を付けてきせを掛け、振りくけです。
ここまで済んでいれば、後はお家で完成しますね。
頑張って下さい。

TDさんは、木綿の単衣です。
衽付けの続きから始めて、衽の絎け、褄先額縁、褄下裾絎けまで進みました。
次回は衿付けです。頑張りましょう。

9/6は京橋で5名でした。
Oさんはご主人の浴衣です。
揚げ位置が決まって、後ろ幅を標し、後ろ揚げ、前揚げ、脇縫いと進みました。
脇絎けの途中から宿題です。
お疲れ様でした。

MJさんは、木綿の単衣です。
お袖の続きを縫い、身頃に進みました。
後ろ揚げを縫って、ゾベで仕付けをしてから絎けました。
次に背縫いです。居敷当てが掛からない部分の背縫いには背伏せを付けました。

MYさんは、お召の袷を縫っています。
身八つを縫って袖付と思ったら、表と裏の袖付寸法が合いません。
残念ながら、解いて寸法を測り直し、身八つを縫いなおしました。
表袖付をして、裏も縫いました。
袖付止まりの八つ止め、覚えて頂けたようです(*^。^*)
次回は裏表の釣り合いを直します。

ITさんは、絽の長襦袢です。
後幅、肩幅を付けて、前揚げを縫い脇縫いに進みました。
お疲れ様でした。

IGさんは、木綿の単衣です。
居敷当て、脇絎けが仕上がり、衽付けまで済ませていらっしゃいました。
衽の絎けをして、褄先の額縁を作りました。
次は、褄下から裾絎けまで続けて絎けます。
単衣は絎けが多くて大変です。頑張りましょう。


額縁の作り方は、皆さんなかなかご理解頂けなかったのですが、村林益子先生の「図説 きものの仕立方」を参考にプリントを作りました。
理解しやすくなったようで、説明しながら片側を私が縫うと、「片方は自分でやってみます」と言う方が増えてきました。作った甲斐が有りました(*^。^*)

皆様、有難うございました。お疲れ様でした。


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