2013年7月30日火曜日

祇園祭1

常々、「祇園祭なんて暑くて行く気がしない…」と言っていたのですが、「当たる訳無いわよねぇ」と言いながら応募した「祇園祭のグランヴィア京都に1泊ご招待」に当選したのです。友人と二人で行かして頂きました。
調べてみると、当たったのは宵山と山鉾巡行の日、なんて運が良いのでしょう。
出発ギリギリになって思いつき、山鉾巡行有料観覧席のチケットも購入。

京都に着いて、先ずは、ご招待下さった京都シルクさんへ
お茶とお菓子でおもてなしを頂きました。
窓の下には放下鉾が見えました。
お買い物は、後染めの野蚕シルク、ライトグレーです。
昨日、北村さんの魚々子縞袋帯を載せて見たら、あら素敵、森田空美先生風です。
お正月にでも着ましょうか。帯締めが難しい…
友人は紬地に後染めのおしゃれ袋帯をお買い上げ。
二人とも、さっそくお気に入りを見つけて、にんまりです。

その後、室町の浅見さんへ行きました。
「祇園祭の間はお店を開けてますので、是非いらして下さい」と言われていましたので、行ってきました。店内は趣向を凝らした展示がしてあり、楽しませて頂きました。
Sさんから頼まれた長襦袢を注文して、帰ろうとすると、社長さんが鯉山を案内して下さるとの事。
鯉山は、左甚五郎作と言われている鯉の彫刻を載せた山で、
国の重要文化財に指定されている16世紀のベルギーのタペストリーが装飾に使われています。
凄く厚い壁の土蔵に守られて来たので、他国の博物館に収蔵されている同時代の物より保存状態が良いのだそうです。
平成元年から復元を初めて、昨年ですべて完成したそうで、鯉山には、今は新しいものが掛けられています。浅見社長のご厚意ですぐ近くで拝見することができました。
これは16世紀のオリジナルです。
こちらが復元された物です。
両側の龍はすべて刺繍で表わされ見事なものでした。
龍の鱗は黒と金に見えますが、黒く見えるところは孔雀の羽を縫い込んであり、山鉾巡行の時は陽が当たって瑠璃色になるのだということです。
鯉山は行列のお終いの方なので、観ないで帰る方が多いのだそうで、是非お終いまで居て瑠璃色を見て下さいとの事。
明日は頑張って最後まで見るぞと思ったのでした。
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