2013年6月17日月曜日

歌舞伎座へ

夜の部「御存鈴ヶ森」「助六由縁江戸桜」を観てきました。
歌舞伎好きだった義母のために購入した「助六由縁江戸桜」のDVDを何度か見ていたのですが、歌舞伎座で観たのは今回が初めてでした。
歌舞伎座閉場公演はTVで観ましたが、この時はもちろん団十郎さんが助六役で、海老蔵さんが口上でした。
この時、新歌舞伎座開場を目前に団十郎さんが亡くなられるなどと、誰が想像したでしょう…
海老蔵さんは、お父さんの後を立派に務めていました。三津五郎さんがアドリブでエールを送っていました。
先週のNHK「にっぽんの芸能」では、三津五郎さんの素踊りをやっていました。踊りの名手だということ再認識させる舞踊でした。
その三津五郎さんが今回の助六では、海老蔵さんの股をくぐる通人里暁の役。
股くぐれと助六に言われて「じぇじぇじぇ!」「何時くぐるの、今でしょ!」などと面白いことをおっしゃったり、股をくぐる前に、どこに持っていたのか消臭スプレーのボトルを取り出して、シュ-シュ-とやるので大笑い。
また、スマホを取り出して「呟いておこう」とか海老蔵さんのブログの事などおっしゃるので大うけでした。
鈴ヶ森は、大勢の雲助たちが継ぎ接ぎ着物で登場して地味なので、助六がいっそう華やかでした。
すごく楽しめた舞台でした。

Sさんと私は、早めにもとじさんで待ち合わせ。観劇前に、歌舞伎座ギャラリーと屋上庭園に行きました。屋上では記念撮影。
今日の着物は仁平幸春さんのシケ引き染めです。
艶のある市松地紋に、細い薄グレーの縦縞が織りだされた布で、染めなくてもこのまま着られそうですが、そこへグレーの暈しが霞のように染めてあります。
帯は松原利男さんか、伸生さんの藍染です。
帯締めは、先日もとじさんで頂いたATENARIさんの帯留。暈しの笹波組三分紐は自作です。
見つけました。真ん中の鳳凰が反対を向いています。
幕間のお食事は、ほうおう膳を頂きました。急いで食べなくてはならないので、この量は多過ぎるかも。
表で写真を撮ろうとしていたら、通りがかりの男性が撮って上げますと声を掛けて下さいました。
ちょっとご機嫌な様子でしたので、やや傾き手振れですが…
遠目には、4人とも同じような着物に見えますね。
でも左から2番目のSさんは、塩沢にこんな帯。
左端のKさんは、小紋に千年工房さんの帯。博多織とは思えません、珍しい織りです。
 Hさんは、うっすらパープルの入った横縞の塩沢です。グレーになってしまいました(@_@;)
 
また、着物のアップ写真を…とMさんから催促が来ることでしょうから、私の着物もアップでアップします。「今度は、バックと履物も見せて下さい」とのリクエストが有りましたのでそれもご覧下さい。
これは着物です。染め柄が分かり難いですが、グレーの濃淡の暈しが染めです。
藍染めの帯です。麻地なのでしわが目立ちます。お店の方に色落ちを確認して、大丈夫ですとの事で購入したのですが、帯締めと着物の背中に色落ちしていました。やはり藍は落ちますね。
帯留のアップです。作者にお聞きしましたらアバロンシェルという貝だそうです。その上にダイヤ型にカットされた水晶が載っていてキラキラときれいです。
パナマのバックです。大きめで日傘も筋書も入るのが嬉しいです。
午前中で雨が上がったので、草履は畳にしました鼻緒は帯に合わせて藍色の型染です。
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