2013年5月19日日曜日

和裁塾だより 5/19

街路樹の新緑が美しい季節になりました。
夕方は少し降りましたが、日中は晴れて初夏らしい1日でした。
今日は6名の参加で賑やかに開講しました。
みなさん早くいらして、10時には準備ができていました。

Iさんは木綿の単衣です。
お袖の続きからです。
丸みを作って袖口を絎け、表に返して仕付けを掛けました。
次に身頃の標し付けです。
裾の地の目は通したいのですが、そのためには内揚げが必要なのです。
ところが反物の丈が足りない、内揚げが取れない。苦心しました。
何とか身頃の標付け終了で、縫いに入りました。
お仕事が忙しくしばらくお休みされるので、背縫いが宿題です。

MRさんは袷附下です。
襟の中綴じまで済んでいたのですが、裏襟付けの1部がつれていたので直しました。
三つ襟芯を付けて、襟幅を標し共襟の中に綴じを入れました。
襟を出来上がり幅に折り、裏襟を仕付で止めました。
裏襟絎けは宿題にして、衽付けの中綴じ、褄下絎けに進みました。
次回で完成です。お疲れ様!

Hさんは綿紅梅の浴衣です。
前回の続きから、身頃と袖、衽の柄合わせをして、裁ち標を付けました。
裏襟の用意が無かったので、襟は次回に持ち越しです。

Kさんも浴衣です。
今日は襟付け、釣り合い良く待ち針で止めて縫いました。
襟幅の標を付けて忍び綴じを入れました。
次回は襟先を作って袖付けに進みたいと思います。
襟先20㎝を残して絎けてきて下さいね。

MZさんは紬の直しです。
身幅を広くして裄を出します。
片側の身幅出しは、できたので反対側をしました。
お忙しくて午後から参加されることが多いMZさん、「早く来られて良かったわね」と喜んだのですが、午後からお仕事という事でお帰りになりました。
残念でしたが、脇の絎けまではお家でできそうです。
次回は裾を絎けて、袖に進みたいと思います。

いつもお早いSさんですが、皆さんが余りに早くいらしたので、最後になってしまいました。
Sさんは絹物単衣です。
前回脇絎けの途中だったのですが、衽付け、褄下、裾絎けまで済ませていらっしゃいました。素晴らしい!
という事で襟付けからです。
広襟は難しいからと、表襟を仕付けで縫っておいて、裏襟を待ち針で止めて縫う事にしました。
襟付けが済んで共襟付けまで進みました。
共襟絎けは一針一針地襟にきせが掛らないように絎けるので時間が掛ります。
次回で襟は完成、袖付けに進めそうですね。

みなさん、今日は早くからお疲れ様でした。
宿題頑張ってきて下さいね。

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