2013年3月27日水曜日

和裁塾だより 3/27

今日は、銀座通りで歌舞伎座開場のお練りがあり1丁目辺りはすごい人出だったようです。
冷たい雨の中、見物人も役者さんも大変でしたね。お疲れ様でした。
いよいよ杮葺落し公演開幕も間近ですね。
もちろん4月のチケットは購入済み、楽しみです。

さて、今日の和裁塾は、雨の中来て下さった5人の参加で開講しました。
本当に寒い朝で、ダウンコート復活でした。

Mさんは、袷の附下を縫っています。
表の袖付けまでが宿題だったのですが、袖付け止まりの止めが違っていたので手直ししました。
裏袖を縫って、裏表の吊り合いの確認です。
吊るしてみると、かなり表がたるんでいました。
待ち針でたるみを止めておいて、裏身頃の胴接ぎで直します。
縫い直して再び下げて見たのですが、まだたるんでいます。
次回にもう1度確認をして直すことにしました。
袷はなかなか大変です。

MYさんは竺仙の奥州小紋です。
襟付けが終わり、襟の中の縫込みを整理して三つ襟芯を付けて襟幅の標を付けました。
襟幅を折り上げて共襟下に忍び綴じを入れました。
裏襟絎けはお家でやることにして、仕付で押さえました。
襟先を作って終了です。
裏襟を絎けてきて下されば、次回に袖を付けて完成です。
あと一息ですね。

Tさんは絽小紋を縫っています。
MYさんと並んでお座りになっていましたが、縫っているところもMYさんと同じところでした。
Tさんは一足先に終わって、袖付けに入りました。
単衣の袖付けは、お一人でできます。もう完璧です。

Kさんは浴衣を縫っています。
脇のミミ絎をなさっていらしたのですが、残念、上手くできてなかったので手直しをしました。
反対側の前身頃の内揚げを縫って絎け、脇縫いをしました。
次回は袖付け周りをミミ絎して衽付けに進みたいと思います。
おつかれさま。

Sさんは大きめの長襦袢身幅を詰めたかったのに、身頃をすべて解いてしまったので、身頃は縫い直し状態です。
背縫いを少し手直しして、後幅、肩幅の標を付け脇縫い脇絎けまで進みました。
片方の脇縫いが宿題です。
着る時期が今ですから、急いで縫わないとね。

夕方には雨が上がって少し気温も上がってきました。
この寒さで桜も少し長持ちして良かったですね。
明日は組紐教室の窓から不忍池の桜を眺めてきます。

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