2013年3月13日水曜日

和裁塾だより 3/13

今日は5名の参加で開講しました。

久し振りに参加のMさんが一番乗りでした。
Mさんは、単衣長襦袢を縫っています。
今日は、裾絎けからです。
着物でてくてくよく歩く方なので、裾の背縫い脇縫い部分にしっかり補強を入れました。
こんなことも、自分で縫うからこそできるのですね。
裾を絎け上げて、前幅の標を付け、竪襟付けまで進みました。
お疲れ様でした。次回までには1か月以上ありますから宿題頑張ってね(^0_0^)

KSさんは浴衣です。
背縫いの柄がずれてしまったので縫い直しましたが細かい柄で、残念ながら合わせきれませんでした。
ちょっと深く縫い過ぎていたところは直せました。
両面染めで裏からは、表の柄が見えないので柄合わせが難しいです。
背縫いの2度縫いが済んで、後ろ幅肩幅の標を付けました。
次に脇縫いをして、袖付け周りの縫い代を整え、脇縫い代のミミ絎迄進みました。
片側の脇縫いのできるところまでが宿題です。

KMさんは少し遅れて到着です。
竺仙の奥州小紋を縫っています。
襟が付いてきせをかけ、襟の中の縫込みを良く伸ばして三ツ襟芯を入れました。
襟幅のしるしを付けて、襟幅を折り上げ忍び綴じを入れました。
えり先6寸位を残して裏襟を絎けます。
途中で時間になりましたので残りは宿題です。
次回襟先と袖付で完成です。もうすぐです、頑張って!

Nさんはホワイトデーのチョコを作っていて遅くなったのだそうです。
バレンタインの時にKMさんがやはりチョコを作ってきて下さったので、お返しにと作って下さったのです。
優しいお二人のお陰で、みんなでご馳走になりました。
Nさん、和裁の方は浴衣です。
襟付けをして三ツ襟芯を入れ、縫込みを整えて襟幅を標しました。
早くお帰りになったので、ここまででした。
次回で襟を仕上げます。

午後から参加されたのは、Tさん、絽小紋を縫っています。
襟付けが済んで、きせをかけ共襟付けをしました。
共襟の絎けは、地襟にきせが掛からないように気を付けて丁寧にやります。
時間が掛かりましたが終わって三ツ襟芯を入れ、襟幅のしるし付けまで進みました。
お疲れ様でした。

帰りにちょっと寄り道をしました。
松屋銀座で『もっと自由な組紐へ』と題して多田牧子さんの組紐作品展が開かれているので、観に行きました。
アンデスの組紐を復元されていて、おもしろい作品が有り興味深く拝見しました。
隣のブースでは、藤村光明さんご夫妻の人形展がも催されていました。
代々、昔ながらの市松人形を作られている方なのですが、作風が変わって創作人形が一杯でした。
Mさんから、小倉織の築城則子さんデザインの機械織り木綿で作った作品の販売をしていると聞いて、三越にも寄りました。
しっかりと織られた木綿で作られた小物たちは、すっきりと端正な形です。
手提げ袋を一つ購入。

暖かい1日で、汗ばむほどでしたね。
夜にはかぜが冷たくなって雨も降り始めました。
明日はまた寒くなるようです。皆様体調に気を付けて下さい。


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