2013年2月20日水曜日

和裁塾だより 2/18 四つ身浴衣完成

最近では珍しく、参加者全員6人揃っての開講となりました。

KDさんは浴衣を縫っています。
襟付けまで進んで、三つ襟芯を入れ襟の中の縫込みをよじれの無いように整えました。
襟幅の標を付けて、共襟の部分には忍び綴じを入れました。
次に、襟先20㎝を残して襟の絎けをしました。
ご用が有ってお早くお帰りになりましたので、ここまでで終わりです。
次回は日曜日ですからお終いまで居られますね。
襟先を作って袖付けで完成ですから、頑張りましょう。

KJさんは今日から長襦袢を縫い始めました。
片寄の柄なので追い裁ちにします。
ご自分で見積もって、柄合わせを見て裁ちあわせ迄進みました。
標付けは後回しにして袖を縫いました。
長襦袢は3枚目ですが、大分前の事なので記憶の彼方だったようです。
次回は身頃に標を付けて、縫いに進みます。
お疲れ様でした。

Sさんは四つ身浴衣完成です。
前回で出来上がっていたので、今回は身八つ止まりに閂止めを入れて、腰上げ肩上げをして付け紐を付けました。これで完成です。
ご覧ください。
おばあちゃまの浴衣を縫い直したので、ちょっと地味ですが赤い帯をして着たら可愛いでしょうね。
そして次は、帯を縫います。
ご実家にあったという帯地ですが、お嬢ちゃん用にしたいという事。
名古屋帯ですが、柔らかい織り地なので芯を入れて半幅帯にします。
今回は、幅を2つ折りにして仕付けを掛けました。
お子さんのお迎えがあるので、早めにお帰りでしたが、しっかりお仕事ができました。

Nさんも浴衣です。
褄の額縁をちょっと手直しして、襟付けに進みました。
Nさんは早くお帰りになるという事で、地襟に共襟を縫い付けたところで、お帰りの時間になってしまいました。残念!
Nさんは邦楽の奏者です。
歌舞伎座柿葺落しの4月と6月に出演が決まったので、お子さんが帰る前にお稽古しなくては…と、早くお帰りになったのです。
3月はこちらにも出演されます。素晴らしい!

KYさんは竺仙の奥州小紋です。
今日は襟付けです。
共襟を地襟に縫い付けてみたら、裁ち間違いで地襟にある接ぎが共襟の下に出てしまいます。
出ないように標を付けたつもりだったのですが…
下前なので、着てしまえば見えないのですが、やはり直すことにしました。
地襟の標を付け直して、共襟を縫い付け襟付けです。
広襟なので表襟と裏襟で身頃を挟むように1度で縫い付けます。
でも、浴衣1枚目の方にとっては、ちょっと難しいと思ったので、先に表襟だけを仕付で縫い付けました。
こうしておいてから、裏襟を待ち針で止めて、表襟の方から見て一緒に縫う事にしました。
襟付けの途中で時間になってしまいましたので、残りは宿題です。
順調にいけば、次回と宿題で完成となりそうです。
頑張って下さい。

Sさんは長襦袢の直しのはずでしたが、身頃を全部解いてしまったのではじめから縫います。
身幅を詰めたかっただけのようでしたが、縫い直しになってしまいました。
元の織り目がくっきり付いていて縫い難いので、トランクルームからアイロンを持って来てアイロン掛けから始めました。
身頃に標を付けて揚げ縫いと背縫いに進みました。
幸い袖は解いてなかったようなので良かったです。
頑張って縫いましょうね。

お昼を食べようと外へ出たのですが、余りの寒さに近いところという事で、お向かいのレストランに行きました。道を渡るだけです。
このお店、私は2回目なのですが他の方は初めてです。
こちらのフロアースタッフの中に、どこかでお会いした覚えの有る方が居らして、どこでお会いしたかいくら考えても思い出せ無いのです。
今日もその方のお顔を見て、何方だったかな~と思っていたら、KJさんも同じことを言い出しました。
KJさんと共通だとすると着物関係ですね。
二人で考えたのですが、思い出せませんでした。

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