2012年12月16日日曜日

和裁塾だより 12/15 12/16

今週末は2日続けて開講しましたので、和裁塾だよりも2日分です。
2日ともキャンセルが相次ぎ、3名づつの参加でした。

12/15
STさんは、紬の袷を縫っています。
裏の衽付けと、襟付けをしました。
これで、いよいよ次回は裾合わせになります。
頑張りましょうね。

Tさんは、午前中のみの参加でした。
長襦袢の無双袖の袖付けです。
袖付け止まりの止めをしっかり覚えられたようです。
止め、表の袖付け縫い、裏袖付けの絎けまで出来ました。
片側は少し残ってしまいましたが、これでできますね。
お疲れ様でした。

Sさんは浴衣を縫っています。
襟付けに進みました。
地襟に共襟を縫い付けて、襟の縫うところに折り標を付けました。
襟肩周りの待ち針だけお手伝いをして続きはご自分でしました。
縫う前に見せてもらうと、なんと裏表が逆でした。
折りを付けるときに、裏表を逆にしてしまったようです。
その折を見て私が待ち針を打ってしまったのでした(@_@;)
残念ながらやり直しで、襟絎けまでは進めませんでした。
次回は襟を完成させて、袖付けもしたいと思います。

12/16
Kさんは今日が初稽古です。
数日前に入会したいとのメールを頂き、今日からとなりました。
今までに、入会申し込みをされてお稽古は来月からと言いながら、お気持ちが変わったか、状況が変わったか、結局キャンセルされた方が何人かいらっしゃいました。
思い立ったが吉日というように、すぐに始めた方が良いですね。
Kさんは背が高い方ですが、お持ちになったのはお祖母ちゃまから頂いた浴衣地でした。昔の物は布幅も丈も短いものが多いのです。
裄は袖幅を少し減らして何とかなりそうですが、丈が足りません。
またまた、苦心の柄合わせとなりました。
不足分は、下前の衽に足し布をすることにして、試行錯誤の上、柄合わせも決まりました。
身頃と、袖の標を付け、袖の縫いに入りました。
襟と衽の標は、足し布を水通ししてからにします。
どこをどう使って、どこに足し布をするか、次回は頭の体操です。

Mさんは、袷の附下を縫っています。
裏の襟付けをしていますが、襟付け流れの寸法が合わないと言います。
拝見すると何とかなりそうです。
そのまま、待ち針を打ってみてと言ったのに、私がKさんの柄合わせで試行錯誤している間に、衽付けを解いてしまいました。
何か勘違いをしてしまったようです。
解いたところに標を付け直してもう一度縫ってもらい、再度襟付け待ち針です。
やはり合いません。とおっしゃいましたが、私がやってみると大丈夫でした。
裏地は薄いので、襟付け流れのような斜め地は伸びやすいのです。伸ばさないように襟と合わせます。
というわけで回り道をしてしまったのですが、裾合わせの待ち針まで進みました。
標付けの間違いが有って、大分手直しをしてしまったので表と裏が合うのかドキドキですが、頑張りましょう。

Hさんは単衣の道中着です。
古い着物の縫い直しで落ちないシミが沢山あって、初めから大変でしたが完成間近になりました。
襟にはスナップを付けて、肩滑りの裾には千鳥掛けを入れました。
千鳥は苦手とおっしゃいましたが、きれいに出来ました。
付け紐を4本作って、表に付ける2本は結び文にしました。
紐付けの途中で時間になりましたが、もうご自分でできますね。
お疲れ様でした。

年の暮れの忙しい中、みなさんありがとうございました。
宿題頑張って下さいね。

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