2012年10月28日日曜日

和裁塾だより 10/27 10/28 木綿単衣完成


27日と28日は2日連続で開講しました。
連続で参加された方もいらっしゃいましたので、まとめての和裁塾だよりです。

ⅠWさんは、紬の単衣を縫っています。
今回はお袖の続きを縫いました。
袖が縫い上がり仕付を掛けて袖幅を標しました。
次は身頃です。内揚げを縫って背縫いに進みました。

Kさんは紬の袷です。
お袖の続きを縫いました。袖口止まりに止めをして口下2寸は裏表を別々に縫います。
別縫いをした縫い代に鏝を当てて表と裏をとじあわせ、続きは4つ縫いです。
丸みを作ったら、表に反してきれいに仕付を掛けます。
袖口の縫い代に口綴じを入れて、表から袖幅の標を入れ振りを縫います。
袷の袖は本当に大変です。でもこれで1番難しいところが終わりました。
お疲れ様!

IDさんは、浴衣を縫っています。
衽付けと衽絎け、そして褄下の絎けまで進みました。
後は裾絎けで身頃完成です。
あと、2~3回で完成です。

TDさんは、長襦袢です。
前幅を標して立襟付け絎け襟先を作りました。
肩当てはハート形にしました。
上衿の標がまだだったので標を付けて、襟先布を付け上衿付が済みました。
襟幅を標して襟の中の縫込みに忍び綴じを入れました。
襟先20cmを残して襟を絎けます。
次回は襟先と袖付けです。仕事が早いTさんですから、次回完成ですね。

Kさんは木綿単衣完成です。
宿題で仕上げていらしたのですが、袖付けの止めなど緩かったので少々手直しをしました。
こんな柄です。ご覧ください。
 生成りにブルーと黄色が少し、春向きの爽やかな単衣です。
そして次はお召しの単衣です。いよいよ絹物に入ります。
大島風のシックな織り柄の布です。
地のしができていなかったので、アイロンで曲がった地の目を整えました。
柄合わせをして裁ち、標付けは後回しにして、袖の縫いに入りました。
良い着物ができそうで楽しみですね。

THさんは長襦袢のお直しです。
裄を出して、袖丈も出します。
前回身頃の肩幅出しと袖の標付けができていたので、今回はお袖の縫いです。
無双袖のままでは、袖丈が不足するので単衣袖に直しました。
無双袖を解くと裏表の袖が繋がった長~い布になるので、驚いていました。
今回は袖を縫い、袖付け振り絎けまで進みました。
裏袖袖口の汚れた部分をカットできたので気持ちよく着られますね。

Sさんは絽の浴衣を縫っています。
お袖が縫い上がって、揚げ縫いに進みましたが急用ができたという事でお早くお帰りになりました。残念でしたが次回から頑張りましょうね。

Hさんは単衣の道中着を縫っています。
裾を絎けました。
次に前幅を測り標付け、襟の中がごろつかないように、余分な部分をカットしました。
着物の縫い直しなので、見えないところに接ぎを入れます。
次回は襟の接ぎをして襟付けに進みます。

Nさんは、絽の仕立てを2枚同時進行中です。
1枚は衽付けまで進んでいますが、抱き幅より上の標付けに問題あり次回確認します。
もう1枚は、脇縫いまで終了。居敷当てに進みました。
衽の標に問題発生、やり直しました。
Nさんはほかの和裁教室にも通っているので、そちらのやり方と混じってしまうようです。
次回は、前幅抱き幅と襟付けの標までじっくり取り組んでマスターしましょう。

みなさんお疲れ様でした。
次回もお元気でいらして下さいね。

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