2012年6月3日日曜日

和裁塾だより 6/2

ご病気でしばらくお休みされていたKYさんが復帰され、6名参加で開講致しました。

KYさん復帰1作目は、袷の身幅詰めです。
脇縫いで5分詰めるので、袖付けも直す事になります。
まず、袖を外しました。
次に、裏の脇縫いを解いて表に標を付けました。
表の身幅を5分詰めて脇を縫い、表に合わせて裏も縫います。
どう縫ってあるかで、直し方が変りますから、寸法直しは大変です。
マイサイズ目指して頑張りましょう。

KJさんは浴衣、両面染めの素敵な柄です。
袖の丸みを作って仕上げ、背縫いを2度縫い。
後ろ幅を標して脇縫いに進みました。
次回は衽、スピードアップしましょうね。
御簾と小袖の雅な柄、お洒落な浴衣になりますね。

Ⅰさんも浴衣です。
早く縫い上げたくて頑張っていますが、この浴衣、布の丈も幅も足りなくて手間が掛るのです。
脇縫いまで進んで衽付けですが、布が足りなくて別布を下前の衽に足します。
上前の柄合わせをして、下前の足し布の位置と分量を決めて接ぎをして、やっと標付けです。
宿題を沢山とのご希望なので、衽付けと褄下絎けが宿題です。
次回衿付けに進めれば、後2回で完成です。頑張って下さい。

SKさんは袷を縫っています。立涌柄のお召しです。
身頃を縫い始めていますが、標付けがまだ済んでいなかったので、柄を合わせながらすべての標付けを済ませました。
立涌柄は、身幅が決まってから柄合わせをした方が確実に合わせられます。
次回は袖縫いから、順番通りにいたしましょう。

STさんも袷、無地の紬です。
やはり、表の縫いを進めていますが、標付けが残っているので衽と衿の標を付けました。
これで、表は縫えますね。
次回は、袖も縫いたいと思います。

Nさんは半襟付ての続きからです。
裏側を縫い付ける時は、半襟をつらせ気味にすると着た時にきれいです。
そして、袷の裄直しをしたいという事で、袖付けを解きだしたのですが…
糸が弱っていて、引っ張っただけで糸が切れてしまいます。
このような状態の着物は、着ている時に、何かのはずみでビリっと背縫いや脇縫いがほころびてしまう危険が有ります。
そんな危険は冒したくないという事で、すべて解いて縫い直す事にしました。
残念でしたが、5時までひたすら解きました。

蒸し暑い日でしたが、みなさん熱心に針仕事の1日となりました。
体調を崩されている方も多いようですが、どうぞお気を付けて宿題頑張って下さいね。

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