2012年3月31日土曜日

和裁塾だより  3/31

今日はお1人キャンセルが有り5人での開講となりました。

Tさんは無双袖胴抜き長襦袢を縫っています。
今日はお袖の続きからです。
振りは裏が2㎜控えになる様に丁寧に待ち針を打って縫います。
縫い終わったら振りの控えを整えて鏝を掛け、袖付け袖下の標を確認します。
袖下を縫う時の止めの理解が難しくやり直し、なんとか終えました。
仕付けできせを整え、袖口に止めをして完成です。
身頃は揚げを縫って、背縫いに進みます。ここが宿題、頑張って下さい。

IDさんは浴衣を縫っています。
丈も幅も不足の浴衣地ですが、袖幅には割を入れ、身頃の帯下と腰ひも位置に足し布をいれて、下前の衿は別布を使う事にして、何とか間に合わせました。
お袖の続きを縫っていらしたので、袖幅の標を付けました。
身頃の継ぎが途中だったのでその続き、ひたすら継ぎ接ぎの1日となりましたが、背縫いに進みました。
お疲れ様。

Nさんはウールアンサンブルの身幅と裄の直しです。
着物は仕上って、羽織を直しています。
身幅は後ろマチ付けで直します。袖幅は布幅がぎりぎりなので振りに別布を足す事にしました。
お袖が縫い上がって、マチ付けと肩幅の直しへ進みました。
続きが宿題です。直しは手順がややこしく。その都度違うので大変です。
頑張って下さい。

INさんはうそつきの半襦袢を縫っています。
今日は、衿先と衿の絎けで、身頃はほぼ完成です。
お袖は後回しにして、別の長襦袢の直しに入りました。
袖丈を短くして、身丈を長くします。
袖丈をカットした物を裾返りに足す事にしました。
思い切り良く袖をすべて解いていらしたので、袖は縫い直します。
裾を解いて、足し布をしてくるのが宿題です。

Hさんは長襦袢の仕立です。
前幅の標が途中だったので標を付けました。
立て涌く模様をしっかり合わせて、竪衿と上衿の標も付けて、竪衿付けに進みました。
衿を付けたら衿幅の標を付けて、衿先と衿裏絎けです。
「絎けが好きです」とおっしゃるHさん丁寧に縫っています。

慣れ親しんだ京橋区民館とは今日でお別れ、来月からは主に人形町での開講です。
皆さん、会場を間違えないで来て下さいね。

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