2011年9月2日金曜日

秋の七草色の帯締め (訂正あり)

*藤袴と萩の色が入れ替わっていましたので、訂正いたしました。
昨日の道明組紐教室では、秋の七草の色の帯締めを見せて頂きました。
秋の七草と言えば、女郎花(おみなえし)、尾花(おばな)=薄(すすき)、
桔梗(ききょう)、撫子(なでしこ)、藤袴(ふじばかま)、葛(くず)、萩(はぎ)ですね。
道明さんはこんな色であらわしました。
画像を大きめにしました。クリックで拡大表示します。
組むとこのように…きれいでしょ(^_-)-☆
右側7本が秋の七草です。
大暈しで笹波組は、更に素敵です。萩が撮れませんでした(/_;)
上段が撫子、桔梗、葛、下段が、薄、藤袴、女郎花です。

この七色を使った高麗組です。うっとりの美しさ(^u^)

次は、『扇面法華経冊子、無量義経』(下の写真)からのデザインです。
この秋色、好きです(^u^)
上は西大寺戸張の紐の組で、下は切り替え御岳組です。
西大寺戸張の紐とは、曼荼羅を納めた厨子に垂らされた布製の戸張の装飾の紐で、格子と縞の薄い2枚の紐が規則的に入れ替わるという凝った紐です。
扇面法華経冊子とは、四天王寺伝来で、平安末期の作。
装飾が施された扇形の紙料に写経をして、中央を綴じて冊子にした物。
そんなに古い物とは思えないくらい、きれいに色が残っていますね。
今、教室では変り貝の口組を組んでいますが、間違えては解いてちっとも捗りません。乱視の私には、高台は辛いです。


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