2011年9月25日日曜日

和裁塾だより 9/24 

朝の涼しさに秋の気配が感じられるこの日、5名の出席で開講致しました。

Yさんは浴衣をお仕立て中です。
衿を付けて衿幅を標し、三つ衿芯を縫い付けて縫い込みを丁寧にのばし、忍び綴じを2本入れました。
少し手直しをしてきれいにできました。
これだけしっかり縫っておけば、お洗濯しても型崩れの心配は有りませんね。
次回には衿先を作り、袖付けへ進みます。完成間近(^_-)-☆です。

Oさんも浴衣です。綿縮の手触りの良い布で針の通りも良いようです。
前回は、柄合わせと裁ちと身頃の標付けまで進みました。
今回は、すべての標付けをして、宿題だった揚げ縫い背縫いの続きと後ろ幅の標付けをしました。
脇縫いが宿題です。
浴衣は2枚目です。1枚目は無我夢中で2枚目で少し理解が出来て、3枚目でかなり定着します。
浴衣を3枚縫わなくても、基本は同じですから、浴衣⇒小地谷縮み⇒単衣紬でも同じ事です。
上達目指して頑張りましょう。

Sさんは、麻長襦袢の身丈直しです。
片方の立て衿先の縫いこみが無かったので、竪衿付けから直しました。
大変でしたね。今回は上衿を付けました。
完成するかと思ったのですが、用事がお有りで早く帰られたので衿先が出来ませんでした。残念!
次回で完成です。

Kさんは、両面染めの浴衣です。
上等の浴衣なので、脇縫いを開いて絎けています。
脇縫いを2度縫って忍び綴じを入れるので、あわせて3回縫う事になります。
手間が掛るので、通常の仕立では、仕立屋さんもここまではして頂けません。
両脇が縫い上がったら衽付けです。
Kさんは、男物、女物と浴衣を仕上げて、今回3枚目です。
この脇縫いのやり方は、今回が初めてですが、他の部分は大分理解が進んだようです。
御自分は「全然覚えられない」とおっしゃっていますが、私から見れば「大分分かってきましたね」という感じです。
衽付けへ進めるように宿題を頑張って来てね(^_-)-☆

Sさんは、先月見学にいらして、今回がお稽古始めです。
浴衣のお仕立てです。長唄を習っていらっしゃるそうですからお稽古の時にも着られますね。
黒地にステンドグラスの様な模様の浴衣です。
布目が曲がっていたので少し地直しをして、柄合わせをして裁ちました。
寸法の割り出し、寸尺の換算、裁ち切り身丈の計算と初めて尽くしでしたね。お疲れ様(^0_0^)
標付けは身頃だけにして、揚げ縫いと絎けと背縫いの宿題を説明しました。
お家が遠くて、月に1度のお稽古ですから、宿題を頑張ってなるべく早く縫い上げましょうね。

今日も楽しく針仕事でした。
みなさんたのしみに通って下さっています。有難うございます。

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