2011年7月7日木曜日

和裁塾だより 7/6

2011年も、もう半分を過ぎてしまいましたね。
あれもこれもしなくては…と思いながら、
雑事に追われて、半年が過ぎてしまった様です。

まるで、梅雨明けしてしまったかのような暑い日、5名の方の参加で和裁塾開講致しました。

Mさんは、石下結城の単衣を縫っています。
袖付けの途中から宿題だったのですが、少々手直しが有りまして続きを縫いました。
両方の袖付けを仕上げて、振りを絎けて、身八つ止まりに閂止めをして、衿に引き糸を付けて完成です。
振り絎けが少し残ったので、そこと、仕上げのアイロンが宿題です。
次回には完成写真をご覧頂きます。
次は、お嫁入りにお持ちになった、紬の単衣の裄を出します。
測ってみると、ご希望の肩幅にはできませんが、肩幅の不足分を袖幅で補うと、裄寸法にはなりそうです。
ついでに、身幅も出す事にしました。
ちょっと大変ですが、自分寸法ピッタリの着やすい着物を目指して頑張りましょう。

Yさんは浴衣です。
宿題の脇縫いを終えていらしたので、脇縫い代の絎けをしました。
袖付け部分の縫い代を充分伸ばし、身八つ口下の繰り越し揚げの部分を開いて忍び綴じ、そして縫い代を耳絎けします。
脇縫いの始末は大変ですが、この難関を過ぎれば衽付けは楽にできます。
前幅の寸法を測って標を付け、衽付けまで進みました。
次回は、衽付けと褄下を絎けて最難関衿付けへ進みます。
順調に行けば、後3回で仕上がりです。頑張りましょう。

Iさんも浴衣を縫っています。
脇縫いの宿題を終えていらしたので、前幅の標を付けて衽付けへ進みました。
褄下の絎けまでが宿題。次回は衿付けです。順調に行けば後2回で完成です。
洋裁経験のあるIさんは理解度も高く、きれいな針目でお縫いになります。
仕上がりが楽しみですね。

Hさんは、小千谷縮の絽の長襦袢です。
竪衿の衿先を作って竪衿を絎け、上衿に衿先布を縫いつけ、身頃の衿肩明きに力布を付けて、やっと上衿付けです。
この後衿幅の標を付けまで進みました。
この夏着用を目指して、今日中に上衿完成まで行きたかったのですが、時間が足りませんでした。
でも、次回で完成しますね(^_-)-☆
後少しです。頑張りましょう。

午後から参加のNさんは、藍色の小千谷縮です。
脇縫いまで終わりましたが、衽と衿の標付けがまだでした。
標付けをすべて済ませて、衽付けへと進みました。
麻の長襦袢も縫い上げた事ですし、頑張って今年の夏着用を目指しましょう。

皆さまお暑い中ご参加有難うございました。
来週は、お盆に入るのでお休みです。宿題頑張って下さいね。

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