2011年2月2日水曜日

和裁塾だより 2/2 浴衣完成

今日の和裁塾は5名の参加で、久し振りの賑わいでした。

最初にいらした方はMさん、新規ご入会下さいました。
今日は体験教室のはずだったのですが、縁会日誌をご覧になって、
入会を決めて下さっていたようです。
始める前から、3月から月3回来ますとの事、有難いことです。
今日は体験という事で簡単肌襦袢を縫いました。
ちょうど1日で出来上がりました。運針と絎けの練習にはもってこいの教材です。
帰り道に早速、Mさんから、楽しい1日だったとのメールが届きました(*^^)v

Tさんは、お嬢さんの浴衣が完成しました。
高校生のお嬢さんは、とても喜んで下さったそうです。
今は既製品の浴衣が簡単に買えますが、
お母さんが縫って下さったという事は、格別に嬉しいですよね。
良い柄でしょ(^_-)-☆ 竺仙です。
 そして、今日からはご主人の浴衣です。
吉原つなぎの若々しい柄です。
連続柄ですから、柄合わせを慎重に考えて裁ちました。
先に身頃を縫って、袖や衽の柄を合わせながら進める事にしました。
今日は、前後の揚げを縫い背縫いまでが宿題です。
今年の夏は、家族で浴衣ですね。がんばって!

Kさんは麻の長襦袢です。
内揚げと背縫いをきれいに縫っていらっしゃったので、脇縫いに進みました。
この長襦袢地、1反には少し足りないものだったので、
立て衿の上部と上衿には別布を使う事にしました。
前回は、衿の標付けをしていなかったので、別布を足して衿の標をしました。
上衿は、衿先布を付けないですべて別布で作りますが、
地紋模様が無いだけで白地の麻布ですから、殆ど分かりません。
布幅も狭く、袖幅ぎりぎりなので、振りに別布を足して仕上げる事にしました。
脇縫いの残りが宿題、次は立衿付けまで進みましょう。

午後からいらしたNさんも麻の長襦袢です。
立て衿が出来上がって、上衿に進みました。
上衿の標付けが済んでいなかったので、標を付けて衿先布を付けて、
衿肩周りには力布を付けるところまで行きました。
上衿つけと袖付けで完成ですから、あと少しですね。

午後も少し遅れて来て下さったのは、もう一人のKさん。
うそつきの半襦袢です。
衿の絎けまで完成、袖付けをしました。
時間が少なかったのと、衿先の始末に手間取ったのとで、
片袖しか付けられませんでしたが、次回で完成ですね。
半襟付けもしっかりやりましょう。

久し振りに5名の参加、お1人が体験で肌襦袢、
そしてもお1人が浴衣の柄合わせと裁ちでしたので、
一時は混乱しそうな忙しさでしたが、なんとか終了しました。

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