2010年9月4日土曜日

名古屋帯のたたみ方σ(^v^)私の場合

和裁塾の方に「名古屋帯って、どうたたむのが良いのですか?」と聞かれる事が良くあります。
他の方の参考にもなるかと思い、ご紹介させて頂きます。
私は、帯も着物も長さ80~85㎝位のたとう紙(着物2つ折り用)に包みます。
すると、箪笥に隙間なく収まり、厚さが出ない分省スペースになります。

松葉仕立ての名古屋帯の場合です。
松葉仕立ては、手先から4寸(約15cm)のところから開いて仕立ててある名古屋帯です。
帯を広げて、手先を写真のように手前に折ります。
手先を開いた帯の端に揃えて、右に持っていく
手先を上のようにたたんだ状態で、帯を4つ折りにする。
これで、着物2つ折り用のたとう紙に収まります。
帯が長くて4つ折りで収まらない時は、余る分を、たれ先で下側に折ってから、4つ折りにします。
この時、お太鼓の見える部分に折り線が出るようでしたら、胴の方を折って調節して下さい。
窓から帯が見えるように、たとう紙の折り線に合わせて帯を手前に置きます。
中の紐は結びません。
箪笥に重ねて入れると、結び目のあとが帯や着物に付く事があるからです。
たとう紙の中で帯が動くと、せっかく開いている窓から帯が見えなくなるので、
たとう紙の手前側に帯を置いて、たとう紙の幅を帯幅に合わせて折りました。
かぶせるところも内側に折り込んで、窓から確実に中が確認できるようにしました。

次は、名古屋仕立てのたたみ方です。
長いたとう紙を切らしていたため、
この帯は長い間、仕立て上がった状態のままで、短いたとう紙に入れっぱなしでした。
折りがくっきり付いていますね(ーー;)
このたたみ方は、大事な帯に折り線がたくさん付くのでσ(^v^)の場合NGです。
お太鼓と胴に巻く部分の境目のかんぬき止めをお太鼓の端に揃えます。
胴の部分を右へ折りお太鼓の端と揃えます。
胴の部分を、たとう紙の長さに合わせて下側に折り返し、左上に持っていきます。
初めに折った三角に合わせて、胴の部分を折り返します。
手先を、たとう紙の長さに合わせて、左へ折り返します。
たれ先をたとう紙の長さに合わせて下側へ折れば、出来上がりです。
帯の幅に合わせてたとう紙を折ったので、窓から中の物が確認できます。
上からも手前からも、中の物が確認できるので、着たい物を探すのが楽になりそうです。
帯のたたみ方、参考になりましたでしょうか?
ご感想をお寄せ頂けると嬉しいです(^v^)
単衣の裄なおしが済んだら、箪笥の整理がんばります(^O^)/
 
お訪ね下さいませ(^u^)


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3 件のコメント:

  1. はじめまして!帯タタミ参考になりました。早速、箪笥の帯をタタミ直したいと思います!さて、和裁を教えて頂きたく、問い合わせにアクセス致しますが、開きません(涙)どのようにしたらよろしいのでしょうか・・・

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  2. コメントありがとうございます。
    参考にして頂けたとの事、嬉しいです。
    励みになります。

    お問い合わせが開かないのはセキュりティの問題ではないでしょうか?
    私にもわかりませんm(__)m
    でも、先ほどメール頂きましたね。
    有難うございました。
    ご連絡お待ちしています。

    返信削除
  3. Hさんへ
    もしかして、Hさんは、8日に当方へメールを下さった方とは別人ですか?
    それでしたら、和裁塾縁会のHP教室詳細にメールアドレスを入れましたので、ご連絡下さいませ。
    お待ちしています。

    返信削除