2010年6月5日土曜日

日本の色名『香色』

道明組紐教室の今月紹介の色は、
日本の色名『香色・こういろ』 西欧の色名『ライラック』 でした。
香色は香木の色、ライラックはもちろん花の色です。

下の写真は、中央の帯締めが香色を使ってデザインしたもので、その下の帯締めは色違いのデザインです。
無地の部分と柄の部分は裏表ではありません。
暈し染めをすることによって、無地の部分と柄の部分が交互にだせるのです。
それぞれ、7色も使っています。
デザインを考えて、色を調整しながら染め上げて...糸を準備するだけでも大変です。
組み始めるまでにどれだけの手間が掛っているのでしょう...
私たちは、この準備された糸を購入すればすぐに組めるのですから有難いことです。
下の写真は『山水屏風・せんずいびょうぶ』画像はこちらからのデザインで
上は唐組、下は笹波組です。

教室では、前回のお稽古から竜甲組を始めました。
前回は玉付けまでだったので、やっと今回から組み始めました。
高麗組の応用といった組み方なのですが、一段置きに彩の取り方が変わるのでとても間違えやすいのです。
わき目も振らず集中していないと、すぐ間違えてしまいます。
間違えては解いていたので、ほんの少ししか進みませんでした(~_~;)

お訪ね↓下さいませ(^u^)
〔 和裁塾 縁 会 〕

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